2013年11月08日

小島 寛之:世界は2乗でできている

世界は二乗でできている.jpg


ピタゴラスの定理から出発して相対性理論まで、
2乗の世界が繋がっている様が書かれています。

品質工学に役立つかどうかは別として、
技術者としては、一読の価値があると思います。

とても面白く、非常にわかりやすく書かれています。


(by mak、更新日:2013年11月8日)
posted by TQE at 17:45| 数学・物理

2013年04月06日

小野元久編著:基礎から学ぶ品質工学

基礎から学ぶ品質工学表紙(1).png

2009年、日本規格協会の「地域産業基盤の
高度化を担う若手技術者・学生のための
品質工学教育プログラムの開発」プロジェクト
が実施され、その成果として本書がまとめられ
ました。

ものづくりを取り巻く環境は厳しさを増し、
技術者には、複雑・多様化する課題への対応が
求められています。
学校教育においても、企業内教育においても、
基礎から先端技術までを網羅的に教育する
ことには無理がある現状です。
前述のプロジェクトでは、複雑・多様化した
課題に対して多くの専門技術内容を統合し、
技術分野を問わない汎用的教育内容を含んだ
考え方・ツールが必要であり、
品質工学を持ってそれに応えようとしました。

本書は自学自習に耐えられるよう丁寧に記述する
ことを心がけています。
品質工学は有用だから学ぶべきという一方的な
主張だけでなく、品質工学を学ぶために
必要なインフラや学び方を取り入れました。

これまでの品質工学に関する書籍の多くは
練習問題や演習問題に回答を付けないで来て
いますが、
本書では、できるだけ考え方や出題の意図
そして解答例をつけることにしました。

プロジェクトのメンバーから以下の方々が
分担して執筆しています。

小野元久 (TQE会長)
齋藤誠  (TQE副会長)
塩沢潤一 (TQE会員)
手島昌一
細川哲夫 (TQE会員)
宮城善一
 (50音順)

技術者・学生の技術力向上・学力向上に役立つ
学習教本です。

(by mak、更新日:2013年4月3日)
posted by TQE at 16:00| 品質工学全般

2013年02月12日

畑村洋太郎:みる わかる 伝える

みる わかる 伝える.jpg


「失敗学」の権威である畑村洋太郎氏の本である。
購入した動機は、社内研修において大変感銘を受け
た言葉がこの本に記載されていたからである。

「みる」とは? 「わかる」とは? 「伝える」とは? 

これらの本質が十分に盛り込まれた本である。

以下に、この本にあった幾つかのポイントを記す。

・「現地」「現物」「現人(げんにん)」の「3現」こそが
「みる」の基本である。
「現地」まで足を運び、そこで「現物」を直接見て触れて、
「現人」(現場にいる人)の話を聴くことが大事である。

・「わかる」ということは、「要素の一致」「構造の一致」
「新たなテンプレートの構築」で判断している。
「要素の一致」とは、頭の中にある要素のテンプレートと
目の前のものや事象の要素との合致を見て理解することである。
「構造の一致」とは、要素がつながった構造との合致で、
「わかった」という判断を行うことである。
そして、「新たなテンプレートの構築」が「学習」するという
ことである。

・伝える人にとって一番大切なのは、本当に伝わったかどうか、
伝えた人のことをきちんと見守ることである。
伝わっていないと感じた場合は助言(フィードバック)をする。
それこそが教育の本質である。
そのためにも、伝える人は、
伝えた人に発表させるなり、実際にやらせてみるなりして、
頭の中に入ったことを吐き出させることが大切である。

部下を抱えている管理職、経営者及び品質工学を教える講師の方に
是非お勧めしたい書籍である。


(by ChessMan、更新日:2013年2月12日)
posted by TQE at 00:00| 自己啓発